遺伝の誤解

「薄毛や抜け毛は遺伝的なものである」という説明を目にすることがありますが、
これは、正しくは「薄毛や抜け毛は、男性ホルモンや皮脂の過剰分泌を
起こしやすい遺伝をもつ人がなりやすい」という意味であり、
父親や祖父が薄毛だった場合、その息子もそうなるという意味ではありません。

ただ、上記の通り「なりやすい」体質ではあるので、
日頃から予防を心がけることが大切になってきます。
では、そうした悩みを抱えてしまわないためには、
どういった注意が必要なのでしょう?

ホルモンバランスの崩れから起こるAGA(男性型脱毛症)の場合、
ストレスは大敵といっても過言ではありません。
男性女性問わず、ストレスはホルモンのバランスを崩させ、
身体にさまざまな不快な症状をもたらします。
ですから、「まだ大丈夫」とは考えず、
ストレスを感じた場合は出来るだけ早く軽減してあげることが大切です。
軽度の飲酒やカラオケといった、
手軽に出来るストレスケアの方法を見つけておくことがお勧めです。

また、遺伝的に皮脂の過剰分泌を起こしやすい人は、
毎日の食生活に気をつけましょう。
油脂類を過剰に摂取してしまうと、
体内で分解出来ないそれらは血管を介して皮脂腺から排出されます。
遺伝的に皮脂が多い人は、頭皮もオイリーな状態のことが多く、
排出されてきた過剰皮脂が加わると毛穴が詰まったり汚れが付きやすくなり、
毛根が呼吸困難な状態を引き起こしてしまうからです。
薄毛や抜け毛になりやすい体質だからこそ、
毎日の、ほんの少しのセルフケアが大切になってくるのです。