仕組みを知る大切さ

毛髪が、どのように生えてどのように抜け落ちていくかをご存知ですか?
毛根と呼ばれる毛髪の根元には、毛母細胞という細胞が存在し、
その中にヘアサイクルを左右する成長因子というものがあります。
毛母細胞が分裂を繰り返し、
一定の数まで来たところで成長因子は発毛するよう指令を出します。

発毛が無事に済むと、成長期間に入った毛髪へ
太く張りがあるものへ育つよう指令を出し始めます。
毛髪の成長期間は数年にも及び、やがて緩やかなペースになり、
完全に成長が止まると抜け落ちてゆくのです。
この頃になると成長因子は次の発毛に備えて、毛母細胞に分裂を促し始めます。
ヘアサイクルとは、これらの周期を指して呼びます。

このヘアサイクルが何らかの原因によって乱れると、
抜け落ちたあとに新しい毛髪が生えて来なくなったり、
途中で成長が止まったり毛髪が痩せてしまったりするのです。
それが、薄毛と呼ばれる症状です。
原因にはさまざまなものがあり、
現代で一番多いのは「ストレス」だと言われています。
ストレスにより活性酸素が体内で大量に発生し、
血流を滞らせたり栄養不足の状態を引き起こすことで、
成長因子が衰えたり不活性化の状態になってしまうというものです。

その他にも、男性ホルモンや皮脂が
過剰に分泌してしまう遺伝を引き継いでしまったため、
毛髪が呼吸困難を起こしてしまったり、
十分に成長する前に抜け落ちてしまうという人もいるようです。
抜け毛や薄毛といった症状が現れた時に大切なのは、
どういうケア方法を取るかよりも、
まず自分がどういった原因でその症状に陥っているのかを確認することです。
これらの症状が気になり始めた時は、ストレスが溜まっていないかを振り返ったり、
そうした遺伝を引いていないかの確認をしてからケアを始めることがお勧めです。